カチンコチンの「天然水ゼリー」が好調 膨大な自販機データから分かってきたこと
「落下テスト」を何度も行う
JR東日本クロスステーションは多くの商品を扱ってみたいようだが、実現にはいくつかのハードルを超えなければいけない。どういうことか。自販機の特性上、商品の形状によって入らないことがあるのだ。いや、無事に詰め込めたとしても、落ちてこないことがある。 例えば、先がちょっととんがっているだけで、そこが引っかかって、お金を入れても出てこない。こうしたケースがあるようで、自販機での販売にあたっては、商品が取り出し口まできちんと落ちてくるかどうかのテストを何度も行っているそうだ。 最後に、今年の販売計画について紹介しよう。冷凍の天然水ゼリーは昨年8月に販売したが、今年は1カ月早めて7月に登場する(終わりは9月末ごろを予定)。場所は、同じく品川駅と大宮駅である。 昨年は初めてのことだったので、氷の上を歩くように慎重に「シャリシャリの一歩」を踏み出したわけだが、今年は違う。実績があるので石橋を叩かずに歩いて、昨年よりさらに売れたら担当者はきっと震えるはずである。「プルプルプル」と。
ITmedia ビジネスオンライン