保護主義に陥らないで トランプ氏へ要望 経団連会長
経団連の十倉雅和会長は11日の定例記者会見で、米大統領選で勝利したトランプ氏に対し、「保護主義に陥ることなく、米国と日本が国際経済秩序を支えるグローバルパートナーとしてリーダーシップを発揮することを強く期待したい」と要望した。 トランプ氏は大規模な輸入関税導入を掲げて当選したが、実施されれば日本の輸出企業に与える影響は大きく、警戒感を示した形だ。 十倉氏は「日本としては、トランプ政権においても（米国が）唯一の同盟国だ」と指摘し、「それを基盤に日米関係が一層いい関係に発展していくことを期待している」と強調した。
