「石破氏の方が小泉氏より刷新感ある」「党員票を取るために“聞こえのいいこと”を言っても議員票は取れないジレンマ」…自民党総裁選を独自分析
政策についてはそれぞれの候補者で“違い”が明確になっている。 「防災省の設置の是非」において石破氏は「推進」、小林氏は「反対」、金融所得課税強化において、石破氏は「推進」、小泉氏・小林氏は「反対」、選択的夫婦別姓に対して小泉氏は「個人として賛成」という姿勢を示している。 特に米重氏は金融所得課税強化について「元々はいわゆる『1億円の壁』と言われる高所得者に対する課税をどうするか、という議論が発端だ。岸田政権が最初これを掲げ、後に少しトーンダウンした経緯があったが、新NISAやiDeCoによって中間層も投資に積極的になっていく状況の中で、石破氏の政策は『市場を冷やす』のでは、という反応が小泉氏・小林氏から上がるなど大きな論点になっている」と述べた。 (『ABEMAヒルズ』より)