市の公用車、土日と祝日は市民や観光客にカーシェア…「本数減る交通の利便性高めたい」
秋田県湯沢市は25日、ハイブリッドカーの公用車1台を市民や観光客に貸し出すカーシェアリング事業について、7月6日から開始すると発表した。市によると、公用車を貸し出す事業は県内で初めてという。
市企画課によると、平日は市職員が使い、土日祝日に希望者に貸し出す。希望者は、スマートフォンで専用アプリをダウンロード後、会員登録し、アプリで予約や鍵の開け閉め、利用料金の精算を行う。
事業の期間は12月1日まで。料金は15分220円からで、6時間まで6490円などのパック料金もある。
同課の担当者は「公用車を活用し、公共交通の運行本数が減少する土日祝日の交通の利便性を高めたい」と話している。