【米アカデミー賞2024速報】ハリウッド大作をおさえ山崎貴監督『ゴジラ-1.0』が受賞!日本勢が共闘
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第96回アカデミー賞授賞式が現地時間3月10日(日本時間翌11日)に開催。昨年に引き続き、司会はジミー・キンメルで、会場は例年通りドルビー・シアター。今回日本勢でノミネートされていたのは、長編アニメーション部門で宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』、国際長編映画賞にヴィム・ヴェンダース監督の役所広司主演作『PERFECT DAYS』、視覚効果賞に山崎貴監督『ゴジラ-1.0』 で、非常に注目されていた。 【写真】アカデミー賞2024:レッドカーペットから豪華セレブのベストドレス そんななか、長編アニメーション部門で宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』が見事受賞し、日本映画としては2003年の『千と千尋の神隠し』以来、21年ぶり2度目の長編アニメーション賞受賞となった。残念ながら国際長編映画賞において役所広司主演『PERFECT DAYS』は惜しくも受賞を逃す結果となったが、視覚効果賞において山崎貴監督『ゴジラ-1.0』が受賞し、日本勢が共闘した。山崎監督は「誰にでもチャンスがある」とうれしさをあらわしスピーチ。
予算の規模がハリウッド大作と違う中で候補となった
視覚効果賞に日本映画として初ノミネートとなった『ゴジラ-1.0』は、予算の規模が他にノミネートされていたハリウッド大作と違う中で候補となっていた。授賞式直前、レッドカーペットにて山崎監督は、蝶ネクタイがチャーミングなゴールドのゴジラ人形を手にし「映画のストーリーとキャラクターがよかったと言われている」ともコメント。 視覚効果賞では、『ザ・クリエイター/創造者』、『ナポレオン』、『ミッション:インポッシブル デッドレコニングPart one』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』と大作がノミネートされていた。