デタラメだらけのSNS。シェアする前にフェイクニュースを見極める4つのポイント
デマに加担しないための対策
まずは、友人が(少なくとも多少は)あなたを信頼していることを忘れないでください。 リンクやアイデアをシェアをすると、それを暗に支持していることを意味します(プロフィールに「RTは必ずしも賛意を意味しません」と書いていても)。 それに、1人がそのヘッドラインやアイデアを目にする回数を増やしていることになります。すなわち、そのヘッドラインやアイデアに力を与えていることを意味します。 ですから、シェアする前に、必ずその価値を見極めましょう。もちろん、真偽が定かでないツイートひとつひとつを吟味する時間はないかもしれません。でも、次の方法を使えば、1分もかからずにデタラメを見つけることができます。 日付をチェック:あなたがシェアしようとしているのは、昨年のものではないですか? 古いと知りながらもシェアすることに価値があるのであれば、その旨を書くことを忘れずに。 ソースを確認:事実確認をするために、情報源を確認しましょう。研究結果であれば、学術論文へのリンクはありますか? 法律に関するものであれば、法律の内容をきちんと解説してあり、その解釈や執行について専門家の意見を聞いていますか? 信頼できるソースを調べる:真偽を確認できると思われる本家のサイトをチェックしましょう。伝染病に関する情報なら、疾病対策センターのサイトをチェック。マイアミ空港で飛行機が水没したという情報なら、マイアミ空港のサイトはもちろん、マイアミのニュースでも取り上げられているはず。 画像をリバースサーチ:写真の事実関係を確認するのは困難ですが、古い写真かどうかはすぐに確認できます。Chrome上でその画像を右クリックして「Googleで画像を検索」するだけ。 これらの対策をしてもあなたには何の得もありませんが、少なくともデタラメな情報の拡散を止めることができます。世界からデタラメを減らすことに貢献できるのです。 ──2017.09.27公開記事を再編集して再掲しています。 訳:堀込泰三 Source: SSRN, Chicago Tribune, The Washington Post, KlientBoost
ライフハッカー・ジャパン編集部