東ティモールから拳士来日 香川、少林寺本部で実技修練
少林寺拳法本部(香川県多度津町)での国際講習会に11日、東ティモールで教える国際協力機構(JICA)の海外協力隊員が現地の拳士と参加し、実技の修練に励んだ。本部がある金剛禅総本山少林寺は少林寺拳法の発祥地。11日から3日間行われる講習会には、約30カ国から470人の拳士が参加する。 隊員は拳士として16年の経験を持つ古野公大さん(26)=北九州市出身。4月から2年間、東ティモールに派遣され、現地の道場で20~30代の拳士を指導する。 「首の後ろの急所をこうして狙います」。11日の講習会で熟練の指導員が見せる技に参加者は目を輝かせ、4時間にわたる実技に汗を流した。