秋山成勲と皇治の“代理戦争”!? 3・20K-1で双方の推薦選手が激突
「格闘技・K-1」(20日、国立代々木競技場第一体育館) K-1 WORLD MAXの記者会見が8日、都内で行われ、追加対戦カードとして秋山成勲の推薦選手クォン・ジャンウォン(韓国)と、NARIAGARIの皇治CEOが推薦する安藤優介(猛者連 team OGRE)のスーパーヘビー級3分3回戦(延長1回)が発表された。 秋山はクォンについて「思った以上に動ける。面白い試合になると思います」と太鼓判。クォン体重128キロで、ムエタイに精通し、蹴り技を得意としているという。リモート参加したクォンは「世界に向けてどんな選手なのか見せていきたい」とコメント。無差別のワールドP出場も目指しての参戦となる。 K-1育ちの皇治は「お世話になっているK-1なので、また盛り上げていきたい」と述べ、安藤を「NARIAGARIで活躍し、KO率が高い選手なので盛り上がるかなと思って連れてきました」と紹介。安藤は昨年12月の「NARIAGARI vol.3」で、ラモンを豪快な右フックで倒している。 体重は30キロもクォンが重いが、安藤は「30キロ差がいいハンデになる。相手は動けるデブで蹴りがすごい。でも問題なくKOできます。適正体重はクルーザー級なので、その階級のトップとやっていきたい」と、K-1で暴れることを宣言した。 いわば秋山と皇治の“代理戦争”とも見られそうなこの一戦。秋山は当日、クォンのセコンドに付くといい、皇治は未定だという。 また、K-1のカルロス菊田プロデューサーは、秋山に韓国でのK-1プロデューサー業をオファーしたことを明かし、秋山は「私はONEと契約をしていますので、すぐにお受けするわけにはいかないんですが、韓国で再び格闘技の熱を取り戻すためにも考えなければいけない」と前向きに答えていた。