『モンハンワールド:アイスボーン』5周年。過去作からの人気モンスター大量復活に大盛り上がり。マスターランクやクラッチクロー、導きの地など新要素も多数【今日は何の日?】
これまでのG級作品に代わる超大型拡張コンテンツ 2019年(令和元年)9月6日は、プレイステーション4(PS4)用ソフト『モンスターハンターワールド:アイスボーン』が発売された日。本日で発売から5周年を迎えたことになる。 【記事の画像(7枚)を見る】 『モンスターハンターワールド:アイスボーン』(以下、『アイスボーン』)は、カプコンから発売されたハンティングアクションゲーム。 今年(2024年)3月に世界累計販売本数が2500万本を突破(※『モンスターハンターワールド:アイスボーン マスターエディション』を含む)したことが明らかになった『モンスターハンター:ワールド』の大型拡張コンテンツとして発売されたタイトルだ。『アイスボーン』単体でも世界累計で1340万本を突破(※2024年6月30日現在)しており、世界的な人気のほどがうかがえる。 【関連記事】『モンハン:ワールド』世界累計販売本数2500万本を突破。カプコン単一タイトルの史上最高記録を更新 また、2023年から2024年の年末年始にかけて、『モンスターハンター:ワールド』および『アイスボーン』のSteamでの同時接続者数が急増して大きな話題となっていたのも記憶に新しいところだろう。 これは最新作『モンスターハンターワイルズ』の発表と特大セールなどが重なった結果だと思われるが、ピーク時には『モンハン:ワールド』の同時接続者数が16万人を突破して再ブレイクを果たしてしまったのだから、多くのゲーマーが驚いたのではないだろうか。 『アイスボーン』では、『モンハン:ワールド』のエンディング後から始まるストーリーが展開。雪と氷に閉ざされた“渡りの凍て地”と呼ばれる寒冷地を舞台に、ハンターたちは前線に作られた基地“セリエナ”を拠点にしながら環境生物やモンスターたちの生態を調査していくことになる。 クエストには従来の“下位”と“上位”に加え、新たに“マスターランク”が追加。本作で初登場となるメインモンスター“イヴェルカーナ”を筆頭に、過去作からも人気のモンスターたちが続々と復活を遂げてSNSなどでは大盛り上がりだった。ナルガクルガやジンオウガ、ティガレックスあたりは筆者も思い入れがあるモンスターなので胸熱だった覚えがある。 『モンハン:ワールド』からハンターの標準装備となった、投げる動作を肩代わりしてくれる装置“スリンガー”の使い勝手が向上したほか、新アクションとして“クラッチクロー”が増えたのだが、これが飛躍的に機動力を高めてくれておもしろかった。 鋭い爪状のクローを発射して“クラッチ/しがみつき”が可能で、モンスターに急接近して取り付いたり、しがみつきからの特殊攻撃なども行えた。頭部にしがみついたときは“ぶっ飛ばし”でスリンガーの弾を全弾発射し、壁に衝突させれば転倒させることもできたのがとくに気持ちよかった記憶。もちろん、各武器種にも新アクションが追加されるなど、多彩なパワーアップが施されていた。 エンドコンテンツとしては“導きの地”の調査が導入された。異なる環境を持つ複数地帯で構成されたフィールドになっており、調査状況によって“地帯レベル”が変動して出現モンスターが変化する。地帯レベルが上昇すれば、未知の強力なモンスターや歴戦の個体が出現するようになるなど、かなり特殊なシステムでユニークだった。 『モンスターハンター』シリーズの最新作は、全世界のゲームファンが現在大注目中で2025年発売予定となっている『モンスターハンターワイルズ』。対応機種はプレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S、PC(Steam)で、プラットフォームの垣根を越えてのクロスプレイが可能だ。 2024年9月26日から9月29日に開催を予定している東京ゲームショウ(TGS2024)にて、シリーズ史上最大規模となる150台以上のプレイアブル出展も決定しており、いまから楽しみにしているファンも多いのでは? 発売日の発表なんかもあればうれしいのだが……果たして。