14年春に姿を消す「あけぼの」と「E3系こまち」
ブルートレインとして親しまれてきた寝台特急列車「あけぼの」と秋田新幹線「E3系こまち」が来春に姿を消すことになりました。
「あけぼの」は1970年に運行を開始しました。上野-青森間をおよそ12時間30分で結んでいます。東北新幹線が全線開通し、東京-新青森が最短約3時間でつながったほか、東北と東京を往復する秋田新幹線や山形新幹線などの影響で乗客が減少したり、車両が老朽化したりしたというのが理由で、今後は連休などに臨時列車として運行される予定です。ブルートレインは、上野と札幌間を結ぶ「北斗星」だけになります。
「E3系こまち」は、秋田新幹線が開業した1997 年から秋田と東京を結んできました。現在は「E6系」に置き換わってきています。
JR東日本では、現在走っている 9 編成に「ありがとう」のステッカーを掲示して運転しています。