都知事選が告示 鳥越・増田・小池氏ら第一声 最多21人が立候補
舛添要一前東京都知事の辞職に伴う都知事選が14日、告示された。過去最多となる21人の新人が立候補し、都内各地で第一声を上げた。投票は31日で即日開票される。 選挙戦は、民進、共産、社民、生活が推薦し、野党4党の統一候補であるジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)、自民、公明、こころが推薦する元総務相の増田寛也氏、自民党の元防衛相、小池百合子氏の3氏を中心に展開されるとみられる。
鳥越氏は新宿駅前で第一声。「住んで良し、働いて良し、環境に良い東京を実現する。(私が当選すれば)初めて東京都民に耳を傾ける知事ができる」と述べた。
増田氏は半蔵門の事務所前で「都政の混乱に終止符を打つ。待機児童問題では、就任後1か月以内に地域別プログラムをつくる」と述べた。
小池氏は池袋駅前で、「1人の人間として、組織のしがらみを越えて、まい進していく。東京を大改革し、都民のための都政を取り戻したい」と述べた。
そのほか午後5時までに18人が届け出て、過去最多となる計21人が立候補した。
期日前投票
期日前投票は、7月15日(金)から投票日前日の30日(土)までの16日間、午前7時から午後8時まで、指定の投票所で可能。 ・期日前投票所の一覧