【千葉ロッテマリーンズ】佐々木朗希、種市篤暉は本格化なるか、ソトの加入で打線強化に期待 | 注目選手・予想ローテーション・予想オーダー | 2024プロ野球選手名鑑
各球団から投打のキーマンをピックアップしつつ、予想ローテーション・予想オーダー、そしてオフシーズンの補強・移籍などを網羅した2024年のプロ野球選手名鑑。本記事では千葉ロッテマリーンズを紹介する。 昨季は終盤までもつれるデッドヒートの末に2位に入ったロッテ。しかし首位とは大きな差を空けられるなど、悔しい2位だった。吉井理人監督就任2年目の今季は、2005年以来、19年ぶりの優勝を狙う。
注目選手
投手:種市篤暉 投手の注目は種市篤暉。トミー・ジョン手術から復活した昨季は23試合(136.2回)に登板して10勝7敗、防御率3.42の好成績をマーク。惜しくも規定投球回到達はならなかったが、自身初の二桁勝利を記録した。投球回を上回る157奪三振はリーグ2位の数字だった。 今春は野球日本代表・侍ジャパンにも選出。3月7日の欧州代表との試合では6番手で登板し、2回を無安打無失点に抑え込み、継投での完全試合のトリを務めた。 昨季は何度か離脱する期間もあったが、今季は年間を通してローテーションを守り、タイトル争いに絡むような活躍を期待したい。 野手:ソト 野手では新加入のネフタリ・ソトに注目したい。2018年に来日してから2年連続で本塁打王に輝いた右の大砲だが、ここ数年は思うような成績が残せず、2年連続で20本塁打に届かずにいる。 新天地で迎えた今季は春季キャンプ中に来日し、チームに合流。オープン戦では8試合で打率.381、2本塁打、3打点の成績を残し、持ち味の長打力を発揮している。2番で出場した試合もあり、シーズンでも「攻撃的2番」としての起用もありそうだ。 打撃に目が行きがちだが、一塁守備でも好成績を残しており、指名打者との併用となりそうだ。オープン戦期間中には専用の応援歌が完成するなど、チーム、ファンからの声援を背に、幕張で活躍を見せてくれそうだ。
予想ローテーション
開幕投手を務めるのは左腕エースの小島和哉。3年連続で規定投球回をクリアしており、2021年、2023年には二桁勝利をマークした。安定感抜群の投球で、今季もチームの軸としてローテーションを支えたい。 種市篤暉、佐々木朗希は今季の本格化が期待される右腕。ともに威力抜群のストレートに、鋭い変化球で三振を量産する本格派だが、規定投球回をクリアした年はない。今季は先発ローテーションを守り抜き、飛躍のシーズンとできるか。 西野勇士、美馬学は経験豊富なベテラン右腕。移籍2年目のメルセデスは安定感のある投球が持ち味の左腕。来日8年目で初の二桁勝利を目指す。 この他にも唐川侑己や二木康太、本前郁也、中森俊介といった投手たちが枠を狙う。 1:小島和哉 2:種市篤暉 3:佐々木朗希 4:西野勇士 5:メルセデス 6:美馬学