国内発祥地・鳥取で鉄人レース 雨中の力走、過酷183キロ
国内トライアスロン発祥の地とされる鳥取県米子市を発着する「第42回全日本トライアスロン皆生大会」が14日に開かれた。厚い雲に覆われ雨が降る中、全国から集まった約千人が力走。計183キロの過酷なコースだったが、沿道から声援を受けた選手は笑顔で「ありがとう」と応じていた。 米子市の皆生プレイパーク海岸をスタートし、日本海を3キロ泳いだ後、大山付近の高低差がある難所を含む140キロを自転車で走行。海岸線のラン40キロで締めくくった。同じコース設定だった昨年は、炎天下で過去最多の300人以上がリタイアした。 総合優勝は、トライアスロンスクールを運営する和歌山市の高橋正俊さん(31)。