子持ちアユほくほく 砺波の「鮎の里」で提供始まる
砺波市庄川町金屋のアユ料理店「鮎の里」で31日、子持ちアユの提供が始まり、大勢の客が一足早く秋の味覚を堪能した。 子持ちアユは卵をたっぷりと抱え、おなかが膨らむのが特徴。炭火でじっくり焼くことで、卵のほくほくとした食感が楽しめる。 31日は、開店から次々と家族連れらが訪れた。入り口近くにあるいろりには、串に刺さった子持ちアユがずらりと並び、店内は香ばしい香りに包まれた。金沢市から訪れた夫婦は「やっぱり焼きたてはおいしい」と顔をほころばせた。 鮎の里を運営する「北庄」の高宮伯典(はくよし)社長は「この時期しか味わえない秋の味覚を楽しんでほしい」と話した。11月末まで提供する。