「井上尚弥になってください」関根勤がツアー卒業のネクストヒロインに金言
<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー◇最終戦 マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーファイナル◇PGM総成ゴルフクラブ(千葉県)◇6,495ヤード・パー72> 【まとめてみた】政田夢乃のプロテスト合格前密着!意外な素顔とは? 全15試合の2023年マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーは11月16日、17日で行われた「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーファイナル」でシーズンを終えた。 最終戦は最終日が悪天候によるコースコンディション不良のため27ホールの短縮競技となったがタフなコンディションで5アンダーまでスコアを伸ばした佐々木理乃が初優勝を賞金500万円のビッグタイトルで決めた。佐々木は今大会を持って規定(25歳以下)によりツアーを卒業。有終の美を飾って飛躍への一歩を踏み出した。 佐々木は今季のJLPGA最終プロテストまで進出するも76位タイで通過はならなかった。「今年はボギーを減らすゴルフを目標にしてきたんですけど、最終に行ったらバーディが獲れなくなってしまって。(テスト)4日間のボギーを全部無くしてもこれじゃ全然足りないと気づきました」。上位を見ればトップの清本美波の17アンダーを筆頭に2桁アンダーが7人出るなど、攻撃面でのレベル差を痛感する4日間だった。 それを受けた最終戦は27ホールで7つのバーディを積み重ねた。中断前最終ホールとなった9番では、約3メートルの下りのパットを水が浮くグリーンを果敢に攻めて1.5メートルもオーバーさせるなど最後まで強気を崩すことなく初タイトル。テストで得た経験は確かにゴルフを強くした。 同大会でLIVE配信のゲスト解説を務めたタレントの関根勤さんからは、ホールアウト後に独自の目線でのエールも贈られた。「今年はボギーを叩かないディフェンス面を強化したと言っていたけど、井上尚弥さんはボクシングを始めた時に、お父さんが息子を殴られたくないからディフェンスから教えたんです。井上尚弥のようになってください。ディフェンスはバッチリ、ボギーは叩かない、そこからバーディガンガンいくよという」。 最強王者のように。ツアーから羽ばたくネクストヒロインは目指すタイトルまで突き進む。