フォトロゲイニングを楽しむ参加者＝館山

館山市の神余地区で18日、決められたチェックポイントを回って写真を撮り、得点を集める「神余の里フォトロゲイニング」が開催された。約60人が参加し、地域の名所を回りながら、里の自然を満喫した。 参加者らに地域の名所や、風光明媚（めいび）な景色といった里の自然を楽しんでもらおうと、同地区の直売施設などを運営する「ふれあい神余の里」が主催した。 フォトロゲイニングは、チームで地図を基に時間内にチェックポイントを回り、ポイントごとに設定されている得点を集めるスポーツ。合計点の高いチームが上位で、高得点を挙げるためには、ポイントの回り方などルート選びが重要となる。 この日は、直売施設のふれあい神余の里を起点に制限時間3時間でチェックポイント30カ所をできるだけ多く回り、得点を稼ぐといったルールで行われた。 家族連れなどを中心に17組が参加。より多くの得点を獲得しようとそれぞれ作戦を立て、チェックポイントを回りながら、名所や自然を楽しんでいた。 家族で参加した神余小4年、大塚冬真さん（10）は「たくさん歩いて疲れたけど、神余のいろいろなところに行けて楽しかった。学校の友達にも教えてあげたい」と汗を拭った。 また、直売施設ではマルシェも開催され、多くの地域住民らも買い物に訪れ、にぎわいを見せた。