Xiaomi 14 Ultraが日本上陸。高級ブランド・ライカと開発した4眼カメラの実力は?【レビュー】
シャオミ・ジャパンは、フラッグシップモデル「Xiaomi 14 Ultra」を5月16日に発売しました。市場想定価格は19万9900円(税込)。ライカと共同開発したカメラにより、最高峰の撮影体験ができるスマホです。 【画像】光のすじが美しい!「Xiaomi 14 Ultra」で撮ったムードあふれる写真 この記事ではXiaomi 14 Ultraの特徴やカメラ作例を紹介するとともに、同じくライカ監修のカメラを採用したシャープのスマホ「Leitz Phone 3」との違いをお伝えします。
◆スマホに「ライカ」のカメラ技術を搭載した背景は?
スマホのカメラはセンサーサイズの大型化、レンズ性能の向上、写真加工AI技術の進歩などによって、デジタルカメラで撮影した高精度な写真にも劣らないクオリティを実現するようになってきました。 ミドルレンジ以上のスマホのカメラであれば、日常利用するのは不満のないレベルになっています。 そんなスマホカメラが今後目指していく方向性は“高性能+α”になっていくことでしょう。 そんな中、光学カメラで歴史を誇るライカの技術をスマホカメラに導入するモデルが出てきました。高性能なカメラにライカの描写能力を加えることで、個性的なスマホカメラに仕上がっています。
◆Xiaomi 14 Ultraの特徴
Xiaomi 14 Ultraは高級カメラを思わせる筐体デザインと、ライカと共同開発した最先端の光学性能を誇る背面カメラが特徴です。背面には摩耗と汚れに強いナノテクヴィーガンレザーを採用しています。
◆6つの焦点距離をカバーする4眼カメラ
背面に搭載した4眼カメラには、ライカ最高峰の「VARIO-SUMMILUX」光学レンズを採用。 約23mmのメインカメラ、約75mmのフローティング望遠レンズ、約120mmのペリスコープレンズ、視野角122度の超広角レンズを含めて、6つの焦点距離にわたって約12~240mm(0.5X/1X/2X/3.2X/5X/10X)の広域撮影をカバーします。 なおメインカメラには1インチのソニー製LYT-900センサーと、F1.63~F4.0の無段階可変絞りシステムを搭載しています。