大谷翔平は「信じられないほど協力的」 米殿堂の館長が感謝…提供された“数々のお宝”
殿堂博物館のラウィッチ館長「足元から頭の先まですべて着用したものがあります」
クーパーズタウンにある米国野球殿堂博物館のジョシュ・ラウィッチ館長が19日、東京都内でFull-Countの単独インタビューに応じた。ラウィッチ氏は、これまで数々のドジャース・大谷翔平投手のアイテムを展示してきているが、今後の快挙に向けて「歴史的な瞬間というのを捉えていきたい」とさらなる興味を示した。 【動画】「添えられた手が…」 大谷翔平&妻・真美子さんがオフに撮った私服2ショット画像 ラウィッチ氏は、大谷がエンゼルス時代から「信じられないほど協力的です。数々のグッズを提供してくれています」と説明。スパイク、ユニホーム、エルボーガードやWBCで優勝した瞬間に投げた侍ジャパンのキャップなど「足元から頭の先まですべて着用したものが殿堂博物館にあります」と笑った。 大谷にとってドジャースでの初の公式戦となった、韓国でのパドレスとの開幕シリーズに着用していたユニホームも展示。「大切なものも提供してくれて、彼がどれだけ野球の歴史を大切に認識しているか、という表れであると考えています」と感謝を述べた。 すでに多くのアイテムを受け取っており、次なる“大谷グッズ”については「日本人選手の本塁打記録を更新したときや、これから投手としてマウンドに立ったときは、彼にとっても、野球界にとっても歴史的な瞬間になる」。昨年の右肘手術からの“二刀流復活”で「もしかしたら、彼がノーノーを達成するかもしれない。1試合4本塁打を打つかもしれない。そういった歴史的な瞬間というのを捉えていきたい」と新たな歴史へ思いを馳せた。 大切なことは「どれだけ重要な歴史を表しているのか、を展示の中で伝えていくこと」だという。記念すべき瞬間に関わるグッズについて「ただ、我々だけが持っているべきではないと思う。すべてを私たちが持っていくとは考えていませんが、提供していただければ野球の歴史の一部として正しく適切な形でお見せしていきたい。そういう意味で率先して彼が提供してくれることがありがたいと思います」と説明した。