上五島の石油備蓄基地で防災訓練 油の流出などを想定し警察、海上保安署など参加【長崎】
テレビ長崎
新上五島町の石油備蓄基地で油の流出などを想定した防災訓練が、このほど行われました。 国家石油備蓄基地は全国に10カ所あり、新上五島の施設は1988年の完成当時、海上に石油を貯蔵する世界初の施設でした。 この日の訓練には職員や警察、海上保安署など95人が参加しました。 訓練では海にオイルフェンスを張って流出した油を回収したほか、火災が発生した想定で放水などを行いました。 五島海上保安署 杉山勝彦 署長 「五島の海を守るということで、日々の資機材の点検、実際に作業する際には安全を意識してやっていく必要があると感じる」 施設では過去に火災などは発生しておらず、今後も安全管理を徹底するとしています。
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