「化学薬品かも」京都駅で不審物みつかりホーム封鎖→その後「忘れ物」と判明し遺失物として返還 連休中の駅が騒然
5日午後、JR京都駅で不審物がみつかり、ホームが封鎖されるなど、大型連休中の駅構内は一時騒然となりました。不審物は乗客の忘れ物でした。 5日午後4時20分ごろ、JR京都駅の駅員から「不審物があります。化学薬品かもしれません」と、110番通報がありました。 警察によりますと、京都駅が終点の列車の網棚に、ペンで大きく「四塩化一黄酸」と手書きされたリュックサックが置かれていたということです。 安全のため警察がホームを封鎖し、中身を確認したところ、服や下着などのみで、危険なものは入っていませんでした。 その後、持ち主の男性を特定し、悪意はないことがわかったとして、遺失物として返還したということです。男性は「すみません」と話し、反省していたということです。 この影響で、JR京都線や琵琶湖線などが1時間半ほどにわたって運転見合わせとなりました。 計80本が運休になるなど、約8万5000人に影響が出て、大型連休中で観光客が集まる京都駅は一時騒然となりました。
ABCテレビ