廃止された都電1967年の写真などを展示する企画展を開催
都電の複数系統廃止の発端となった1967年に撮影された都電の企画展「都電残照’67-あるカメラマンが見届けた都電のラストラン-」が、10月24日(土)から、東京都北区王子1の北区飛鳥山博物館で始まる。12月13日(日)まで。午前10時~午後5時。観覧無料。 写真パネルなど計123点を展示する。写真は全て、区内在住の元フリーカメラマン・西山英明氏から提供されたもの。 都電は現在、早稲田・三ノ輪橋間だけに残り、今はここだけで一般道を車と並走する姿が見られる。企画展では、今はなき黄色の旧型車両5500形などが、銀座や上野を通る“中央通り”を走行する姿や、計9系統が廃止された1967年12月10日の前日にラストランの飾りを付けて走る様子などが見られる。 写真のほか、実際に設置されていた「停留所の表示板」や「都電廃止記念乗車券」などの実物資料も展示する。