「練習参加を禁止する通告」マンU、今夏移籍濃厚の若手有望株2選手をプレシーズントレーニングから締め出しか「売却に向け…」
7月6日から新シーズンに向けて動き出す予定のマンチェスター・ユナイテッド。しかし、報道によると新しいシーズンが始まる前に、すでに構想外となっている選手についてはプレシーズンの練習参加も認めない意向のようだ。英メディア『CAUGHTOFFSIDE』が、現地時間2日に報じている。 【動画】マンチェスター・ユナイテッドの逸材が決めたスーパーゴール! 記事では、「メイソン・グリーンウッドとジェイドン・サンチョはエリック・テン・ハフ監督の計画には含まれていない」と伝えられており、「2選手にプレシーズントレーニングへの参加を禁止すると通告した」と報じていた。 グリーンウッドは、22年1月に交際していた女性からDVなどの容疑で刑事告訴されていたが、23年2月に検察が不起訴を決定。昨季はラ・リーガのヘタフェでプレーしており、リーグ戦33試合に出場し8ゴール6アシストをマークするなど印象的な活躍をみせていた。 一方のサンチョは、チームを率いる指揮官との不仲が取り沙汰されており、昨季は徐々に出場機会が減少。昨年の冬に古巣のボルシア・ドルトムントにローンで移籍すると、クラブのUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦進出に大きな貢献をしている。 両選手とも見事な活躍を残していたが、ユナイテッドは新シーズンにおける構想には2人を含んでいないようだ。同メディアは、「新シーズンのキャンプに両選手を招き入れたくないと考えている。今後1週間以内に解決策を見つけることを検討しているようだ」と述べた上で、「総額8500万ポンド(約161億円)と評価されるこの2選手の移籍により、夏の移籍期間後半を前に多額の資金が調達できることをクラブは期待している」と、あくまでも今夏の移籍市場で売却する対象であることを強調していた。
フットボールチャンネル編集部