ニューロティカ、ライブで観客が手首骨折 モッシュダイブに巻き込まれ「危険行為禁止」訴える
今年で結成40周年を迎えたロックバンド・ニューロティカが23日、公式Xで、前列に座っていた観客がモッシュ・ダイブに巻き込まれ、手首骨折で全治2~3カ月という重傷を負ったことを報告。ライブでの「モッシュ・ダイブ等の危険行為を禁止」を伝えた。 ニューロティカは20日に浅草でライブを行っていたが、そこで「モッシュ・ダイブ禁止のお願いをしたにも関わらず、それを守らない人たちに巻き込まれ、前列のお客様が手首骨折によりギプス1カ月、全治は2~3カ月という大変な怪我を負ってしまいました」と、観客が重傷を負ってしまったことを報告した。 「今後、怪我をされたお客様には、できる限り善処して参ります。メンバースタッフ一同、早く良くなることをお祈りいたします」とまずは観客の快癒を願い、「今回の件を重く受け止め、今後、すべてのニューロティカのライブにおいて『モッシュ・ダイブ等の危険行為を禁止』とします」とした。 ステージへの物の投げ込み、肩車、後方の客の視界を遮るなどの迷惑行為、暴行、痴漢行為も禁止事項に含まれる。もしもこれらの行為が確認された場合は「いつでも演奏を止めて修復に努め、続行困難な場合は公演中止いたします」。 「今回の事故が起きる前に、しっかり周知しておくべきでした。怪我をされたお客様には重ねておわびを申し上げます」と反省し「その場にいる全員が『楽しかった!』と思えるようなライブをやって行きます」と約束していた。