原町中央RC(福島県南相馬市) タイのチェンライ県を訪れ布団やタオル、毛布を寄贈 互いの文化に理解深める
福島県南相馬市の原町中央ロータリークラブ(RC、鈴木清重会長)は、タイ北部のチェンライ県の集落に布団やタオル、毛布を寄贈した。 原町中央RCはチェンライ県に暮らすアカ民族にトイレを寄贈するなどの支援を続けている。チェンライ県は今年5月、豪雨の被害を受けており、冬を前に寒さをしのいでもらおうと善意を寄せた。 同RC国際奉仕委員会の佐々木英夫委員長と妻ゆかりさんが1日から5日まで、アカ民族を支援している日本の他のRCメンバーと一緒に現地を訪れた。小型トラック2台に布団、毛布、タオルを積みチェンライ県郊外の集落に届けた。 同じくチェンライ県内にあり、親がいない子どもたちが生活する施設の大規模改修に協力しており、佐々木委員長ら一行は着工式に参加した。 佐々木委員長らはチェンライ県の国立ダムロン高で、日本文化を紹介する活動にも取り組んだ。書道、生け花、うちわの絵付け、どら焼きやおにぎり作りのグループに分かれ、現地の高校生に指導した。交流を楽しみながら互いの文化に理解を深めた。
(相双版)