「逆境を力に変えて」アーティスト・Awichが若者へメッセージ 「 “つらい思い” は人には持てない財産」異文化体験プロジェクト立ち上げ
家庭では、リンゴや玉ねぎ、ピクルスなどを混ぜたマッシュポテトのようなオランダの料理「ヒュッツポット」を一緒に作りながらコミュニケーションをとります。 宮城夕奈さん 「世界を目標にした人たちとか同じ土俵に立っている人たちと今後一緒に進めるきっかけがあるとしたら、このシステムはとてもいいと思います」 材料を切って茹で、ボウルの中でつぶしたポテトと合わせれば完成です。 さてお味は… 宮城夕奈さん 「うんめえ~」 4年前からまちなか留学の受け入れを始めたというグリーブさんご夫婦。様々な体験を通して文化を学ぼうとする学生の姿勢に心を打たれたといいます。 ポール・グリーブさん 「沖縄の人たちがよくしてくれるから私たちも沖縄のためになること、還元したいと思って参加を決めた」 Awichさん 「明確な言葉になっていく、明確な課題になっていく、そこに解決方法を探せばいいだけだから、そういうステップを踏める若者が増えたらいいなと思います」 1泊2日、県内の外国人の家にホームステイする「まちなか留学」は、参加者にとって異文化を体験する貴重な機会となったようです。 宮城夕奈さん 「わからなくても恥ずかしがらずチャレンジっていうのがあったので、それが成長できたんだなと思って、自分の中で自信にあふれています」 當間麗さん 「英語ができなくても表情とかジェスチャーとか、わかる単語を組み合わせてやったらなんとなく伝わるということが分かったので、わかる単語をもっと増やしていけたらいいなと思いました」 沖縄で海外に触れ、さらにその先の目標へ。Awichさんは、羽ばたく沖縄の若者の背中を押そうとしています。 Awichさん 「世界を知ることで自分のことを顧みることができる。自分の環境の中にいいものがあることに気づくことができる。そうやって自分のビジョンを一つ一つ組み立てていく、それを一番伝えたかったです」 「ピース!Awichです。know the world 逆境を自分の力に変えていきましょう。沖縄の若者たちへ、『レッツゴー!』」
8月には、まちなか留学で選ばれた3人がアメリカ・アトランタに10日間、無償で派遣されるということです。
琉球放送