ザ・ロウのレザーアクセサリーには職人魂が宿る──特集:2024年秋冬、バッグと財布選びが変わった!
ストイックなまでにシンプルなデザインに裏打ちされた、ザ・ロウが展開するクラフツマンシップ溢れるこだわりの物作り。これぞ究極のラグジュアリー。 【写真を見る】それぞれのプライスとディテールをチェック!
匠の技が冴える究極にシンプルなコレクション
クラフツマンシップあふれる物作りを展開するザ・ロウ。中でも、バッグや財布などのレザーコレクションは人気が高い。素材へのこだわりはもちろんだが、注目すべきは職人による繊細な手仕事。例えば一見すると装飾のないシンプルなデザインのバッグも、表面部分にステッチを出さずに処理するなど、卓越した職人の名技がそこかしこに宿っている。今季もエレガントでありながら匠の技が冴えわたる渾身の逸品が出揃った。 ■JOE BACKPACK 手なじみの良いグレインカーフレザーを使用したバックパックが、今季エレガントなコアレグレイをまとって登場。ボディやストラップ、クロージャー、ライニングに至るまで、すべて上質なレザーを使用しているというラグジュアリーな仕立てが魅力。柔軟かつ滑らかな肌触りに加え、W25×H31×D17cmとミニマルなサイズもポイントだ。 ■LARGE N/S PARK TOTE 秋のムードをまとう、しなやかな漆黒のスエード素材。見るからに上品さが伝わるトートバッグは、往年のファンならずとも注目したいモデルだ。最低限のパーツに絞ったストラクチャーは、ザ・ロウの物作りの信念を体現している。底をスクエアのパネルに仕上げたことで実現した大きな容量と、W23×H38×D22 cmという普段使いに最適なスケールに加え、持ちやすさを追求した形も魅力だ。 ■TRAVEL POUCH 上質なブラックレザーを駆使して仕上げたラグジュアリー感の漂うポーチ。複数のポケットを備えつつ、サイズはW25×H17×D3cmで、パスポートやボーディングパスのほか、普段使いなど幅広いシーンで活躍すること間違いなし。また、薄いフォルムとミニマルなデザインは、あらゆる着こなしに溶け込む。 ■ZIPPED WALLET ともにW13×H7.5×D1cmとコンパクトなサイズ&ミニマルなデザインが特徴的なジップウォレット。表革は上品な光沢が魅力なキッドレザーを使用し、薄くなめしたレザーは軽やかな持ち心地。長年ともにする相棒として最適だ。L字に配したジップは開閉しやすく、取り出しもスムーズ。 ■EDITH 上品な艶が美しい、グレインカーフで仕上げた丸いフォルムとコンパクトなサイズ感が特徴的なトップハンドルバッグ。間口を大きく広げて使用できるジップ仕様と筒型のデザインは、W28×H12.5×D12.5cmと小ぶりなサイズながら、収納力も兼ね備えた逸品。内側部分には、手触りが上質なシープスキンを用いる。 ■ザ・ロウ・ジャパン TEL:03-4400-2656
文・オオサワ系、森下隆太 写真・高橋絵里奈 スタイリング・安倍拓志 編集・岩田桂視(GQ)