ロコ・ソラーレ、石崎琴美が離脱へ「心からのありがとう」冬季五輪最年長43歳1か月の銀メダリスト
カーリング女子で2022年北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレは22日、2023―24シーズンをもってフィフスの石崎琴美がチームを離脱すると発表した。公式ホームページで公表。今季は吉田夕梨花、鈴木夕湖、吉田知那美、藤沢五月の4人体制で活動する。 ロコ・ソラーレの本橋麻里・代表理事の名前で「2020―21シーズンより、活動を共にした石崎琴美さんには、チーム一同心より感謝しております!それぞれの道を歩むシーズンとなりますが、更なる飛躍ができるよう、引き続き応援宜しくお願い致します!」と記された。 石崎は2002年、2010年の五輪に出場。20年9月にはロコ・ソラーレのチーム創設者・本橋が選手育成に専念するため、代わりに加入した。フィフスとして、戦況分析などでチームを支えた。22年北京五輪では、43歳1か月で、冬季五輪の日本勢で最年長メダリストになった。ジャンプ男子の葛西紀明(土屋ホーム)の41歳8か月の記録を塗り替え、「本当に驚き。ミドルネームに『レジェンド』と入れようかと思うぐらい」と話していた。 吉田夕は自身のインスタグラムで、「琴美ちゃんとチームメートになれて、私は本当に幸せだった。と心から思える」などと感謝をつづり、吉田知もSNSで「言葉では到底伝えきれないけど、琴美ちゃんに心からのありがとう」など、思いを記した。
報知新聞社