ソニー銀行、「デジタル証券」第2号案件の募集取り扱い開始──年5.0％の米ドル建て商品

ソニー銀行は3月29日、デジタル証券（セキュリティ・トークン）の第2号案件として、「合同運用指定金銭信託受益権」、商品名「米ドル建てグリーンファイナンスセキュリティトークン（2024年第1号）」の募集の取り扱いを開始すると発表した。外貨建てのセキュリティ・トークンの公募による募集取り扱いは、国内銀行としては初めてという。 調達した資金を「気候変動・水・生物多様性対策など、環境に好影響を及ぼす事業活動」（通称「グリーンプロジェクト」）に資金使途を限定して発行された債券（グリーンボンド）に投資する。 募集金額は100万ドル。1口1000ドル。申込単位は1口単位、最大20口。運用期間は2年。予定配当率は年5.0％。組成・発行は三井住友信託銀行、セキュリティ・トークン基盤はセキュリタイズを使用する。 また購入者限定でソニー銀行のオリジナルデジタルコンテンツがプレゼントされるなど、3月初めに発表したWeb3エンタメ向けアプリ「Sony Bank CONNECT」との連携も進められるようだ。 関連記事：ソニー銀行、丸井がセキュリティ・トークンのエンゲージメント活用事例を紹介：東京都シンポジウム ｜文：CoinDesk JAPAN編集部｜画像：同行リリースより※編集部より：タイトル、本文を一部修正して、更新しました。