千葉・市原のホテル従業員強盗殺人、現金はフロントから強奪…被害女性には肝臓まで達する深い傷
千葉県市原市中高根のホテルで従業員の女性(56)(市原市)が殺害され、このホテルの元従業員で会社員の江川敦容疑者(47)(同市光風台)が強盗殺人の疑いで逮捕された事件で、奪われた現金はフロントで保管されていたことが捜査関係者への取材でわかった。客室の精算機は壊され、物色された痕跡はあったが、内部に現金は残っていた。
発表によると、江川容疑者は10月31日深夜~11月1日朝、ホテルで女性を殺害し、現金約1万2000円を奪った疑い。「女性を殺して金を奪ったことに間違いありません」と容疑を認めているという。
女性の首と腹部には数か所の傷があった。捜査関係者によると、肝臓にまで達する深さの刺し傷があり、県警は、女性に対する強い殺意があったとみている。
県警は14日、江川容疑者を強盗殺人の疑いで千葉地検に送検した。