【阪神】ゲラが3戦連続失点の背信投球、延長戦4連敗で7カード連続初戦黒星
◆日本生命セ・パ交流戦 阪神1―3楽天=延長10回=(4日・甲子園) 阪神のハビー・ゲラ投手がまたも大乱調だ。1―1の延長10回2死二塁で代打の茂木に右中間へ勝ち越し三塁打を浴びると、続く小郷には右翼線へ適時二塁打を献上。登板3試合連続失点でまた期待を裏切った。昨季王者のチームは延長戦4連敗に7カード連続初戦黒星と、勢いに乗れない。 【写真】160キロをマークするゲラの豪快な投球フォーム 前回登板から中13日で先発マウンドに上がった村上は6回6安打1失点。先制した直後の5回に2死三塁のピンチを招くと、村林に同点の中前適時打を浴びた。球数105球を要して2四球7奪三振。2021年シーズン以来となった梅野とのバッテリーで最少失点に抑えたが、本来の投球はできなかった。 降板後に「ここまでの登板で初回に失点してしまうことも多く、意識してマウンドに上がりました。3回くらいまで自分でも力んでいるなと感じながら投げていました。低めの変化球を振ってもらえなくて球数を多く使ってしまい、6イニングしか投げることができず悔しいです」と話した。 攻撃陣は3試合ぶりに3番で先発出場した森下が先制の適時三塁打を放った。0―0の4回1死三塁。ポンセのスライダーを豪快に振り抜き、打球は左翼手の頭上を越えた。1番に入った2日・ロッテ戦(ZOZOマリン)では、6号初回先頭打者弾を打って完封勝利に貢献した背番号1。不振の大山が今季2度目のベンチスタートとなる中、2試合連続で結果を出し、「(中野)拓夢さんがチャンスメイクしてくれましたし、(村上)頌樹さんも頑張ってくれていたので、なんとかランナーをかえしたいと思っていました。最低でも外野までと思って楽な気持ちでスイングできたことがいい結果につながりました」とコメントした。
報知新聞社