「牛乳が飲みたくなるあんぱん」のCMカット（ホクレン提供）

　ホクレンは、道産牛乳・乳製品の消費拡大運動「ミルクランド北海道」の一環として「牛乳が飲みたくなるあんぱん」を開発し、5月から関東近郊のスーパーなどで販売を始めた。昨年実施した、一緒に牛乳を飲みたくなる食べ物を決める「牛乳の相方総選挙」であんぱんが1位となったことを受け、あんぱんの元祖である木村屋総本店（東京都江東区）とのコラボが実現した。 　あんぱんの生地には道産牛乳を使い、こくがありふわふわと口溶けの良い食感が特徴。道産小豆で作った風味豊かなつぶあんと合わせ、牛乳が飲みたくなる味に仕立てた。 　昨年の「牛乳の相方総選挙」では、10万6000票を超える応募のうち、あんぱんが2万5000票余りを獲得し、1位に。本物の選挙さながら「民意に応える」ため、牛乳の魅力を国民に広く知らせる「ミルク大臣」として活動する俳優の寺田心さんが、牛乳を飲みたくなるあんぱんの開発を木村屋総本店に依頼していた。 　価格は157円。6月末までの期間限定で、関東近郊のスーパーや小売店の他、道内のAコープなどの一部店舗、木村屋総本店のオンラインショップで販売する。 　ミルクランド北海道ではあんぱんの販売開始に伴い、寺田さん出演の新CMを公開。このパンと道産牛乳を同時購入した人限定で、25人に5000円相当の道産チーズの詰め合わせが当たるキャンペーンも行う。