コツコツ貯めた600万円が一夜で… 「絶対引っかからないと思っていた」詐欺被害者の後悔 本物とそっくりな銀行偽サイトに警察も危機感
広島県警察 減らそう犯罪情報官 太田 貴之 警視 「宅配便のメールを装って『不在通知』とか『配達状況を確認できます』という内容のURLをタップして、同様に個人情報であったり、クレジットカードの情報を入力させて盗み取られる被害も続いています」 「広島銀行」と、地域に根付いた地方銀行を騙ったショートメールが実際に取引のある人に送信された場合、ついついショートメールをすぐ開いてしまうこともあるかもしれませんが、注意が必要です。 広島県警は、フィッシング詐欺の被害に遭わないために、 ▼送られてくる携帯電話のショートメッセージに貼られたURLを安易にタップしない ▼ネットバンキングなどにアクセスする際は、正規のページから立ち上げてログインの画面を開く などの対策を訴えています。 広島銀行によりますと、24日午後7時時点で偽のショートメールなどに関して400件を超える問い合わせがあったということです。 広島銀行は「今回のSMSは当行が発信したものではない」としたうえで「メッセージにあるリンクをクリックしたり、偽のサイトで契約者番号や口座番号などを絶対に入力しないでほしい」と注意を呼びかけています。 また、広島銀行はホームページでSMSを送信する場合に使用する電話番号を全て公開しているほか、本物のサイトは原則「hirogin.co.jp」のドメイン名となっているので、偽物と見分ける判断材料としてほしいとしています。
中国放送
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