「デリカテッセン」監督が小道具を紹介、自ら手がけた4Kレストア版に「とても満足」
「デリカテッセン 4Kレストア版」より、監督を務めたジャン=ピエール・ジュネのメッセージ動画がYouTubeで公開された。 【動画】「デリカテッセン 4Kレストア版」監督ジャン=ピエール・ジュネによるメッセージ動画はこちら 「アメリ」で知られるジュネがマルク・キャロと監督を務めた、1991年製作の「デリカテッセン」は、核戦争により荒廃した近未来のフランス・パリを舞台としたブラックコメディ。ある精肉店にやってきた元ピエロのルイゾンは、アパートも兼ねるこの建物のなんでも屋として雇われ、住み込みで働き始める。しかしこの店の主人には彼のような流れ者を殺し、肉にして売っているという秘密が。ルイゾンに好意を抱いた主人の娘ジュリーは、彼を救おうと試みる。ドミニク・ピノン、マリー・ロール・ドゥニャ、ジャン=クロード・ドレフュス、カリン・ヴィアールがキャストに名を連ねた。 映像内でジュネは「デリカテッセン」のほか、「ロスト・チルドレン」「アメリ」などに登場する小道具の数々を紹介。また「今回の4Kレストア版にはとても満足してる。私自身でネガを修復しカラーグレーディングを行った。光の漏れやカメラの傷などの技術的欠陥を処理しすばらしい出来栄えだ」と太鼓判を押した。 「デリカテッセン 4Kレストア版」は1月10日より東京・シネマート新宿ほか全国で公開。 ©1991 STUDIOCANAL