ANA、国際線旅客59万人 利用率72.0%=1月実績
ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)の2024年1月利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比31.8%増の59万7091人で、2カ月ぶりに60万人を下回ったものの、2023年7月以降は60万人前後で推移している。ロードファクター(座席利用率、L/F)は2.1ポイント低下し72.0%だった。 【写真】ANAの個室ファーストクラス 方面別では、L/Fが最も高かったのはアジア/オセアニア方面の76.4%(前年同月比0.2ポイント上昇)で、低かったのは欧州方面の65.5%(1.9ポイント上昇)だった。 一方、国内線は旅客数が前年同月比5.0%減の252万397人、搭乗率は2.2ポイント低下し61.7%となった。羽田発着の幹線4路線の搭乗率は、伊丹線の70.2%(1.8ポイント低下)が最も高く、最低値は那覇線の67.3%(6.5ポイント低下)だった。
Yusuke KOHASE