ユヴェントスがチアゴ・モッタ新監督の就任を発表 「偉大なクラブの指揮嬉しい」
ボローニャでクラブ史上初の欧州CL出場権を獲得
イタリア・セリエAのユヴェントスは新監督にチアゴ・モッタ(41歳)が就任することを発表した。 モッタ新監督は「ユヴェントスという偉大なクラブの指揮をとることを本当に嬉しく思います。ユヴェントスのファンを喜ばせたいという気持ちでいっぱい。理解を示してくれたオーナーと経営陣に感謝します」とクラブ公式サイトでコメント。 モッタはブラジル出身でブラジルユース代表を経てイタリア代表に選出。MFとしてFCバルセロナ、アトレティコ・マドリード、ジェノア、インテル・ミラノ、パリ・サンジェルマンでプレイした。 選手引退後は指導者としてのキャリアをスタートし、パリ・サンジェルマンU-19を経て古巣ジェノアの監督に就任。その後、スペツィアをセリエA残留に導いた手腕が評価され、2022年にボローニャに移籍しセリエA9位。翌2023‐24シーズンは5位となりクラブ史上初の欧州チャンピオンズリーグ出場権を獲得した。 セリエAの名門ユヴェントスは、2023‐24シーズンにセリエA3位でコッパ・イタリアに優勝。しかし、その決勝戦でマッシミリアーノ・アッレグリ監督が蛮行をはたらき退席処分を受けたことをユヴェントス首脳陣は重く見て即刻解任となっている。 着実に指導者としてのステップアップをしているモッタに白羽の矢が立つこととなった。
構成/ザ・ワールド編集部