「このままでは口座が凍結される」暗号資産で約3900万円の詐欺被害
福岡市城南区の60代の女性が保健医療局の職員や警察官、検察官を名乗る男から暗号資産で約3900万円をだまし取られました。 今年9月、福岡市城南区に住む看護師の女性(63)の自宅に保健医療局の職員を名乗る男から「あなたが仙台市で規制薬物を不正に処方され受け取っていることになっている」などとうその電話がありました。 女性が覚えがない旨を伝えると、警察官を名乗る男から電話で「偽造キャッシュカードの犯人を逮捕し、あなたから口座を買ったと言っている」などと言われ男の指示でSNSに誘導されたということです。 その後女性は、検察官を名乗る男とSNSでやり取りし、新たな口座を開設したほか暗号資産のアプリなどをインストール。男から「このままでは口座が凍結される現金をすべて暗号資産に変えたほうがよい」などと言われ、今年10月16日から約3週間、男が指定するアドレスに6回にわたり、合わせて暗号資産約3900万円送金し、だまし取られました。 警察は「電話でお金はすべて詐欺すぐに相談してほしい」と呼びかけています。
RKB毎日放送
【関連記事】
- 「財布がなくなった」女子高校生の相談にゲームセンターの店長がとった”とっさの判断”「靴をみました」
- 自宅で妻が"ママ友飲み会"開催→酔って寝た妻の友人女性(30代)への不同意性交等疑いで逮捕された35歳夫が不起訴
- 「娘が帰ってこない 位置を調べるとラブホテル・・・」 14歳女子中学生を監禁し性的暴行か 窓から逃げた中学生を連れ戻し・・・23歳会社員の男を逮捕
- 15年以上に及ぶ路上生活と売春 ”睡眠不足になるほど客をとった” 姉への強盗殺人罪に問われた妹(52) 収入はほぼ知人の女に送金と証言 ふたりの不可解な関係
- 「逆らったらクビにされる」ペットショップ”勤務中”に起きた性加害 経営者の男(66)が複数の女性従業員に 裁判で明らかになった支配の構図と恐怖心