【二十四節気・霜降】忙しい時ほど大切にしたい時間
二十四節気の節目を意識しながら日々思うことをエッセイと近況スナップでつづるモデルSHIHOの「SHIHO’s FLOW LIFE」、今回は霜降。目まぐるしい日々で、自覚がないくらい心ここにあらずの状態だったそう。SHIHOのリセット方法は? 【写真】40代からのビューティー 【霜降】 そうこう。10月23日~11月6日 秋も終盤に差しかかり、露にかわって霜が降り始めるころ。山では紅葉が始まり朝晩の冷え込みが強くなってくる。冬の始まりである立冬までの時期。 ■二十四節気とは 太陽暦や太陰暦とは異なり、太陽の動きに合わせて1年を24等分したもので、農作業や生活の目安として季節の変化を示し日本では古くから親しまれてきた。立春→春の始まり、雨水→雪が雨に変わり草木が芽吹き始めるころetc. 自然の姿を感じさせる名称がつけられている。 ーーーー いよいよ冬の訪れが近づいてくるころ。霜や紅葉が見始められる時期ですね! 早いものでこの連載も1年がたちました。時が過ぎるのは本当に早い。最近は忙しすぎて、韓国にいたと思ったら東京にいたり、ヨガの練習をしたと思ったら、イベントでヨガを伝えていたり。と、目まぐるしく場面が変わっていて、それに対応する自分を保つことでいっぱいいっぱいになっていることに気づきました。 そんなある日、キックボクシングのトレーニングに行った時に、先生から「浮き足立っていて、なんだか心ここにあらずの状態になっている」と指摘されて! 毎日の出来事に対応することに必死で全然自覚がなくて。すぐにトレーニング法を変えてくれて、まずは寝転んで胸と腕の可動域を上げるためのストレッチをゆっくり行って。その後は、重心をお腹や下半身にしっかり落とす意識を持ってパンチとキックの動きを、スピードではなく、ひとつひとつ丁寧に、呼吸に合わせて確実に行っていくと、すっごく落ち着いてきて、まったく焦らずに静かな状態になれて驚きました。体や心ってちょっとした意識のもちようですぐに変われるんだなあと。きっとそれに気づかないでいるとストレスがたまったり、病気につながったりするのかも。 先日も、朝になんだか悶々とフラストレーションがたまっている日があって。すぐに窓を開けて朝日を浴びながら外の風を感じて、新鮮な空気で深呼吸。胸に手を置いて、自分を労わる時間をもって向き合うと心がだんだん落ち着いてリセットされました。 イベントのトークショーでも、興味深い話があって。一緒にトークしていたのがクリスタルボウルを奏でるかただったのですが、彼が「自己肯定感や創造力が高まる周波数があることを知って、音で意識を共振させることで潜在意識にアプローチできる」という話をしていて。音楽で気分が変わることって確かにありますよね。それこそ、日本には万葉時代から、言葉には発した言葉どおりの結果をもたらす力があるという「言霊」が信じられてきたくらいだから、自分が発する、または受けとる言葉や音には敏感でいて、いいものを選択していきたいもの。そうやって、自分の心身が落ち着く方法をいろいろもっていると、何かあってもすぐにリセットできそうですよね。 リセットといえば、12月に高野山でウェルネスリトリートを計画しています! こちらは、2024年をマインドリセットして、2025年を清々しく始めるために自身を整えて自己更新していくためのリトリートです。ちょうど募集受付が始まったところですので、ご興味あるかたはぜひチェックしてみてくださいね。 そしてこの連載は、今回で最終回。次回からはまた内容をリニューアルしてみなさんの生活に役立つものをこれからもご紹介していきたいと思いますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!