名古屋D U15が終始リードを保って勝利

23得点を奪った名古屋D U15の#13藤田翔

1月4日、「Jr.ウインターカップ2024-25 2024年度第5回全国U15バスケットボール選手権大会」男子1回戦で長崎ヴェルカU15(長崎)と名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15(愛知①)が対戦。リバウンドで優位に立った名古屋Dが終始リードを保ち、70-57で勝利した。 【写真】長崎U15対名古屋D U15の写真ギャラリー(15点)をチェック いいスタートを切ったのは名古屋D。サウスポーのNo.13藤田翔、No.32高木輝希の3Pシュートで6-0とした。長崎の初得点は残り5分半、速い展開からNo.34畠野玲心がバスケットカウントを決めた。ここから2分間、スコアが動かなかったが名古屋DNo.13藤田、長崎No.34畠野がそれぞれ3Pシュートを決め返すなどクォーター終盤は互いに得点する展開になり、名古屋Dの16-10で1Qを終えた。 2Q序盤は点の取り合いになった。名古屋DはNo.2佐藤駿の3Pシュート、No.29長尾空のシュートで得点を挙げるが、長崎もNo.10佐藤嘉紀のバスケットカウント、No.15プラット聖也の3Pシュートを射抜く。2ポゼッション差での攻防が続いた。クォーター終盤、長崎がNo.12東大翔、No.34畠野玲心が2Pシュートを沈めたのに対して、No.13藤田が3Pシュートを連発した名古屋Dの37-29でハーフタイムを迎えた。前半25-11とリバウンドで優勢に立った名古屋DはNo.13藤田が3Pシュート4本を沈めて19得点をマーク。一方、長崎はNo.34畠野が11得点で引っ張った。 3Q、リバウンドで主導権を握る名古屋Dは、No.32高木の3Pシュートでリードを2桁差に広げると、No.5南ルマニカサイディらがボールをプッシュして速い展開から得点していく。No.10佐藤の3Pシュート以降、追加点を奪えなかった長崎はNo.32高木がスピードを生かしてシュートを決めると、終了間際もNo.34畠野、No.42川島啓一郎も得点。しかし、名古屋Dの51-40で3Qを終えた。 4Q、長崎は速い展開からNo.34畠野、No.15プラットが得点。点差を縮めようとするが、ターンオーバーも出てしまい、1桁差に迫れない。オフェンスリバウンドでも強さを見せる名古屋DはNo.7野牧陽、No.29長尾らが得点し、残り3分強には63-46とリードを広げた。長崎はNo.34畠野らが最後までゴールにアタックしていったが、名古屋Dがリードを守り、70-57で勝利した。 名古屋DはNo.13藤田が23得点、No.2佐藤、No.29長尾が10得点と3人が2桁得点。長崎はNo.34畠野が23得点、No.42川島啓一郎が13得点を奪った。名古屋Dがリバウンドで50-24と優位に立ち、2Pシュートは48.6%(17/35)と高確率で決めた(長崎は16/41で39.0%)。