日本ハム・新庄剛志監督

　日本ハムは２３日、翌日に控えるドラフト会議を前に都内のホテルでスカウト会議を行った。栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサーは１位指名について「公表しないですね」と口にし「公表しないというか、相当みんなで話したけど…本当に決まりきってない。方向性は絞って（最終決定は）あした。一晩寝て、って感じだね」と話した。 【一覧】ドラフト2024　プロ注目の選手リスト　評価＆最新の試合結果など完全網羅 　会議には新庄剛志監督も同席し、現場のトップとして約４０分間、球団幹部やスカウト陣と意見交換。その後は報道陣に対し、ノーコメントで会場を後にした。 　指揮官はＣＳ最終Ｓで敗退した１８日のソフトバンク戦（みずほペイペイ）後、自身の進退について「今後ボクがどうするかはドラフト会議が終わった時にしっかり答えを出します。ちょっと待っていてください」と語っていた。 　監督就任１年目のドラフトでは１位指名を公言した矢沢（日体大）の一本釣りに成功。くじ引き役だったボスの出番はなかったが、昨年は西舘（中大）の指名を巡って巨人と競合。壇上では封筒を胸に当てて目を閉じたまま開けず、結果的に２番目に引いた横の阿部監督が交渉権をゲット。「６メートルくらい跳ぶ準備してた」と用意？していたパフォーマンスは不発に終わり、苦笑いを浮かべた。その後、外れ１位の前田（大阪桐蔭）も３球団競合となったが、この抽選には登場せず小村球団社長が外し、外れ外れで細野（東洋大）を稲葉ＧＭ（現２軍監督）が引き当てた。 　昨年は支配下５人、育成３人の計８人を指名し、上位３人が大学生、４位以降は高校生だった。栗山ＣＢＯは今年のくじ引き役についても明言することなく「（当日）テーブルに６人座るでしょ。６人は可能性あるよね」と話した。