138キロの巨体で一躍人気者に!“千葉のドカベン“が反響にコメント「恥ずかしくてまだ見られません」
<第106回全国高等学校野球選手権千葉大会:検見川10-4行徳>◇13日◇2回戦◇長生の森公園野球場 千葉・行徳に現れた体重138キロスラッガー・水竹 颯内野手(3年)が夏の初戦に臨んだが、検見川に敗れて初戦敗退。試合後の取材では、調理師の道を進むことを明言し、野球人生に終止符を打つことを決めた。 【動画】パワーも食事も超ド級!千葉に現れた"139キロスラッガー"の練習に密着! 先日『高校野球ドットコム』が公開したインタビューが全国的な反響を呼んだことに、「びっくりしました」と驚いた表情を見せた水竹。編集部のYouTubeでは同日に水竹の動画も公開したが、「自分が喋っているところが恥ずかしくて見れてないです」と笑った。 高校野球生活最後の試合は5回途中に太腿をつって途中交代。3打席に立って2四死球に終わり、「警戒されている中で、甘い球を仕留めることができなかっ た」と厳しい表情を浮かべた。今春県大会1回戦で1試合2本の本塁打を放って話題となったが、夏は2年連続で初戦敗退となり、「3年間やってきてこの結果なので本当に悔しいです」と言葉を振り絞った。 卒業後の進路について問うと「調理師です!」と笑顔。小学校からの夢だった居酒屋の大将を目指す中で、「まずは自分で釣った魚をさばいて、家族に料理を作りたい」と話していた。 一躍人気者になった主砲に吉田晃監督も、「春の大会をきっかけにチームも注目してもらえるようになりました。こうして取材を受ける機会が増えたことも大きかったです」とプレー以外での貢献にも感謝を示していた。一方の水竹も2年時秋に野球部引退を決意していたが、「お前もチームメイトだから」という指揮官の言葉を胸にプレーを続けた。「吉田監督には礼儀も含めて一番指導してくれた。学校選びで迷っていた時に声をかけてもらい、人間としても成長させてくれたことに感謝しかないです」と語った。 取材終盤には「体が大きくて得したことは、ドッチボールのジャンプボールで有利になることくらいです」と笑いを誘うなど、周囲を明るくさせる魅力がある。吉田監督も「いいキャラクターをしているので、みんなからも愛されています」と太鼓判を押す。次は自慢の手料理で多くの人を笑顔にさせる番だ。
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