ケガから復帰3戦目のシャポバロフが昨年のウインブルドン以来となるマッチ勝利 [南フランス・オープン/テニス]
ケガから復帰3戦目のシャポバロフが昨年のウインブルドン以来となるマッチ勝利 [南フランス・オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「南フランス・オープン」(ATP250/フランス・モンペリエ/1月29日~2月4日/賞金総額65万1865ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦でデニス・シャポバロフ(カナダ)がユーゴ・ガストン(フランス)を6-1 6-3で下し、昨年のウインブルドン以来となる勝ち星を挙げた。 ~南フランス・オープンで昨年のウインブルドン以来となる勝ち星を挙げたシャポバロフ選手~ ファーストサーブからのポイントを92%の高確率で取ったシャポバロフは直面した3度のブレークポイントをすべてセーブし、11本のサービスエースを決めて1時間6分で快勝した。 2022年夏にトップ10入りしていたシャポバロフは膝のケガで昨年後半を棒に振り、1月に復帰したがオークランドとオーストラリアン・オープンでは初戦敗退に終わっていた。 「カムバックは確かに簡単じゃない。僕が休んでいる間に他の選手たちはずっと戦っていた訳だからね。練習では本当にいいプレーができていたんだけど、試合でもできてよかったよ」とシャポバロフは試合後のオンコートインタビューで語った。 世界ランク137位で今大会を迎えているシャポバロフは次のラウンドで、第2シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。 「彼(ブブリク)は素晴らしい選手で、過去に苦しめられている。今はとにかく痛みなくプレーできることに感謝しているし、アレクサンダーのようなエキサイティングな選手と試合をするために生きているんだ。凄く楽しい試合になると思うよ」とシャポバロフは次戦を見据えた。 そのほかの試合では第7シードのアレクサンドル・ミュレー(フランス)、アルトゥール・カゾー(フランス)、グレゴワール・バレール(フランス) 、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアロルド・マヨ(フランス)、予選勝者のパブロ・リャマス ルイス(スペイン)が2回戦に駒を進めた。
テニスマガジン編集部