アンジャ児嶋が“ジャンポケに伝えた言葉”が重い…「相方の不祥事」こそ芸人の真価が問われる理由
インパルス板倉「あいつはもう死んだ」突き放しキャラに
また、インパルスは、堤下敦さんが度重なる交通事故や車関係のトラブルを起こしたことからコンビ活動がパタリとなくなりました。 相方の板倉俊之さんは、番組内で堤下さんの話題が出ると、「あいつはもう死んだ」、「キングコングに入ったと思ってる(注:堤下とカジサックことキングコングの梶原雄太は非常に親しい関係でYouTubeでコラボなど行っている)」と無表情で語るなど、冷徹に突き放す姿勢を貫いてしています。 これが板倉さんのコントで見せる独特な世界観やバラエティでの“腐り芸人”キャラとマッチ。 すでに堤下さんは芸能活動に復帰していますが、板倉さんは今なお慎重な姿勢で堤下さんに距離を取っており、その嘘か本当かわからないコンビ仲の悪さでも笑いを取っています。
あえて東ブクロの女癖の悪さをいじり続けるさらば森田
若手芸人で上手な対応をしているのが、さらば青春の光の森田哲矢さんです。相方の東ブクロさんは、先輩芸人の当時の妻との不倫や、過去の交際女性の中絶報道など女性スキャンダルが絶えません。 しかし森田さんはそんな東ブクロさんの女性問題を自ら話題に出してあえて風化させないで笑いに昇華し続けています。 相方を悪者にし、そのクズっぷりやゲスさをいじり続ける。こうすることで相方のキャラを世間にしつつも、相方本人に「もう絶対にするなよ」と反省を促しているようにも見えます。 個人事務所を立ち上げ、事務所社長とコンビの軸として、東ブクロさんを捨てずにずっとコンビ活動を続けるなどお笑いに貪欲な姿勢を見せる森田さん。芸人らしい泥臭さがありながらも、裏ではビジネス嗅覚やコンプラ意識を高く持ちつつ、相方を大事にしているその姿に芸人ファン以外にもファンが増えています。 このようにコンビの片方がやらかした場合の対応や処世術、姿勢には残されたほうの人間性がかなり色濃く出ることがうかがえます。ジャンポケの太田さんもおたけさんも、今後番組などでどのような立ち振る舞いをしていくのかが今後の彼らの芸能活動におけるチャンスにもなるのではないでしょうか。 <文/エタノール純子> 【エタノール純子】 編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中
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