松島輝空、モーレゴードに勝利し3回戦へ 木原/長﨑ペアと張本/早田ペアがダブルスで決勝進出<卓球・WTTスターコンテンダーリュブリャナ2024>
<卓球・WTTスターコンテンダーリュブリャナ2024 日程:2024年6月11~6月16日 場所:リュブリャナ(スロベニア)> 14日、WTTスターコンテンダーリュブリャナ2024は4日目を迎え、男女シングルス2回戦とダブルス種目の準々決勝、準決勝が行われた。 男子シングルス2回戦では、松島輝空(木下グループ)がトルルス・モーレゴード(スウェーデン)と対戦。 第1ゲームは松島が先行する展開で試合が進むも、モーレゴードが猛追。松島が先にゲームポイントを握っていたものの、モーレゴードが逆転でゲームを先取する。しかし、第2ゲームは序盤から抜け出した松島が完全に流れを奪い、11-2でゲームを奪い返す。 第3ゲームは打って変わってモーレゴードがリードを奪う展開に。松島も1点差まで迫るものの、モーレゴードの勢いに飲まれ、11-5でモーレゴードがゲームを奪う。第4ゲームは互いに点を取り合って9-9まで試合が進むも、11-9で松島が奪取。 最終第5ゲームは、中盤で流れに乗った松島がモーレゴードを寄せ付けず、フルゲームの末に松島が勝利。松島は2戦連続のフルゲームの熱戦を制し、3回戦進出を決めた。 張本智和(智和企画)はアレクシス・ルブラン(フランス)と対戦。第1ゲームはルブランが先取するも、第2ゲームから3ゲーム連取した張本が3-1で勝利し、松島と共に3回戦進出を決めた。 女子シングルス2回戦では、平野美宇(木下グループ)がカットマンの徐孝元(ソヒョウォン・韓国)と対戦。第1ゲームは平野が先取するも、第2ゲームは徐孝元に奪われる。しかし、続く第3ゲームは平野が奪い、先に王手をかける。 第4ゲームは序盤から平野がリードを奪って先にゲームポイントを握るも、徐孝元が猛追し、1点差まで迫られる。しかし、最後は平野がなんとか逃げ切り、ゲームカウント3-1で平野が勝利を挙げた。 その他、女子シングルスでは、早田ひな(日本生命)、張本美和(木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)、木原美悠(木下グループ)、長﨑美柚(木下グループ)が2回戦を勝利しており、16強入りを決めている。 また、女子ダブルスでは、木原美悠/長﨑美柚(木下グループ)ペアが登場。準々決勝をストレートで勝利し、準決勝ではアディナ・ディアコヌ(ルーマニア)/シャオ・マリア(スペイン)ペアと対戦。接戦の第1ゲームを日本ペアが奪うも、第2ゲームは奪われる展開に。しかし、第3、4ゲームをしっかりと取り切った木原/長﨑ペアが勝利し、決勝進出を決めた。 混合ダブルスでは張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)ペアが登場し、準決勝では呉晙誠(オジュンソン)/田志希(チョンジヒ・韓国)ペアと対戦。デュースまでもつれた第1ゲームと競り合いの第3ゲームを韓国ペアが奪い、日本ペアが追いかける展開に。第4ゲームは序盤から張本/早田ペアが勢いに乗り、常にリードを保ってゲームを奪取。最終第5ゲームは終盤に韓国ペアに追いつかれるも、なんとか張本/早田ペアが逃げ切り勝利。決勝進出を決めた。 15日には、男女シングルス3回戦と準々決勝、男女ダブルス決勝が行われる。