【写真：Getty Images】

　ユルゲン・クロップ監督がリバプールの退任を発表して、クラブは後任探しに奔走している。そんな中、2025年に契約満了となるDFフィルジル・ファン・ダイクも、クロップ監督退任とともに今季終了後移籍するのではと噂されていた。英メディア『90MIN』は、今季終了後の未来について語った同選手のコメントについて報じている。 【動画】何度でも見たい！ 遠藤航のゴールが衝撃的！ 　9年間アンフィールドで指揮をとったクロップ監督は、今季終了後にクラブを離れることを決断した。多くの後任候補が噂されていた中で、現在オランダのフェイエノールトで指揮を取るアルネ・スロット氏が、後任にほぼ決定したと報じられている。 　偉大な監督がチームを去る転換期を迎える中で、クロップ政権を支えた主力選手たちも今季終了後にクラブを離れるのではないかと同メディアは伝えていた。そして、チームの絶対的な大黒柱であるファン・ダイクも25年に契約満了を迎えることから、今夏に移籍する可能性があると指摘されている。そんな中、同メディアは、移籍が噂されていたファン・ダイクが、今季終了後の未来について語ったコメントについて報じていた。 「大きな変革が起こるだろう。私もその一員だ。クラブは誰が新監督に就任するかで非常に忙しいと思うし、それが最大の焦点だ。私はここでとても満足しているし、クラブを愛している。それは皆さんも見ての通りだろう」 　また、同選手は残り試合も少なくなり別れが近づいているクロップ監督について、「（クラブの）エンブレムと彼のために戦ったことを本当に誇りに思う」と述べた上で、「我々が長年にわたっておさめてきた成功は数え切れない。最終日は感情的になるだろうが、それも人生の一部だ。残り勝ち点6獲得を目指してパフォーマンスを発揮したい」と、自身の思いとシーズン終了に向けての気持ちを語っていた。