今冬に誕生し、両親の元で暮らすカピバラの赤ちゃん＝10日、阿蘇市

　阿蘇市黒川の観光施設「阿蘇カドリー・ドミニオン」で11月30日に、カピバラの赤ちゃん2匹が誕生した。いずれも雄で体長約20センチ、体重約2キロ。施設では名前を22日まで募集する。 　カピバラの赤ちゃんが同所で生まれるのは、四つ子で誕生した父親の「大地」ら以来7年ぶり。1歳半の母親「すだち」ら5匹と「カピバラの池」（100平方メートル）で公開している。 　名前はホームページで受け付けており、年末に発表する。広報担当の浦口洋平さん（46）は「日本らしい名前だとうれしい。成体と同じく、小さい手にも水かきがある。細かな部分まで観察してほしい」と話した。（小田喜一）