学校も街もゾンビだらけ、突然変異の異能が闘う!夢を現実に描いた「異能×ゾンビ」漫画が降臨【著者に聞く】
2024年2月、pixivに初投稿された「異能バトルはゾンビパニックのなかで」が反響を呼んでいる。物語は、死体が蘇る「ゾンビウイルス」と「異能ウイルス」が同時に発生したところからスタート。学校中の生徒がゾンビ化したなかで、「異能ウイルス」に感染した青年がゾンビと戦っていた――白零さんの「異能バトルはゾンビパニックのなかで」を紹介するとともに、今後の構想について話を聞いた。 【漫画】学校がゾンビに襲われてしまった!? ■続きが気になる!「ゾンビ」と「異能」の戦い 「ゾンビウイルス」と「異能ウイルス」が同時に発生した。学校中の生徒がゾンビ化したなかで、「異能」を持つ、青年がゾンビと戦っていた。体を固くも柔らかくもできる異能を持つ、東日下陽(あさか よう)。指定した時間に物体を動かすことができる、夜明蓮(よあけ れん)。 ゾンビウイルスに感染した生徒に襲われ、彼らは「救助を待つ」か「学校を出る」かの二択を強いられる。「学校を出るべきだ」と主張する夜明。しかし、東日下はまだ生きている友達を「助けたい」と言った。 どれだけの人が逃げ切ることができたのか、それを知るために二人は体育館へと向かう。しかし、そこはすでにゾンビの巣窟で――。 ■半年で描き上げたのは第9話まで259ページ。完結まで何年かかるか!? ――すごい大作漫画ですが、本作を描いたきっかけを教えてください。 まだまだ未熟なところが多いなと思っているのですが、大作だと言っていただきありがとうございます。この作品の今後の展開は、すでにほとんど考えているのですが、ラストシーンを夢で見たことがきっかけとなっています。自分の夢ながら「これはおもしろいかも」と思い、そこにつながるまでの展開を考え温めてきました。 ――本作を描き始めたのが今年2月、現在9話まで投稿されていますが、ラストまであと何話くらいの構想ですか? 100話くらいの想定です。ただ次の10話で序章終了の予定なのですが、序章ですら想定を超えて長くなってしまったので、200話くらいになる気がしています。何年かかるのか…! ――異能とゾンビのコラボレーションは、どのように生まれましたか? 繰り返しになってしまいますが、夢で見たことがきっかけです。ゾンビパニックのなか、主人公が異能を使って難局を乗り越えていく作品は、自分はあまり見たことがなかったので「おもしろいかも」と思い、話の展開を考えていきました。 ――本作でこだわっているところはありますか? 自分は絶望的なピンチを自らのアイデアで解決していくような作品が好きで、そこにカタルシスを感じるので、この作品もそういった展開にしていきたいと思っています。 ――この先の展望などありましたら、教えてください。 人気にしたいです!おもしろい作品をお届けできるようがんばります! 2人は少しずつ異能を使いこなせるようになり、仲間を助けに向かう。第一話以降はラフ版としてプロット段階でpixivに投稿中。「勢いがあって、漫画を読んだという充足感があります!」「キャラ設定めちゃ良ぇ」「ゾンビ化と異能力の組み合わせおもしろいな」などの声が届く。ぜひ、夢に見たというラストまで描き上げてもらいたい。 取材協力:白零