世界ランク302位・35歳のメンゲルが悲願の国際大会初V 吉村和弘は3位入賞<卓球・WTTフィーダーヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア2023>
<卓球・WTTフィーダーヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア2023 日程:11月22~11月25日 場所:ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア(ポルトガル)> 【写真】男子シングルス3位に入った吉村和弘 25日、WTTフィーダーヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアは最終日を迎え、各種目の優勝者が決まった。 男子シングルス決勝では、世界ランキング302位のステファン・メンゲル(ドイツ)と同38位の安宰賢(アンジェヒョン・韓国)が対戦。メンゲルは地元・ポルトガルのティアゴ・アポロニア、マルコス・フレイタスらを、安宰賢は高承睿(ガオチェンルイ・チャイニーズタイペイ)、エマニュエル・ルベッソン(フランス)らを下して、決勝に勝ち上がってきた。 試合は第1ゲームからデュースにもつれる接戦となるも、メンゲルが第2ゲームから3ゲーム連取を果たして、ゲームカウント3-1で勝利。35歳にして自身初の国際大会シングルス制覇を果たした。 女子シングルス決勝では、世界ランキング64位の石洵瑶(シシュンヤオ・中国)と同136位のYANG Yiyun(中国)が対戦。同士討ちとなったこの試合は、石洵瑶が力の差を見せつけ、ストレートで勝利。先日のWTTフィーダーオトーチェッツに続いての優勝を飾り、WTTフィーダー2連勝を達成した。 また、日本勢では吉村和弘が男子シングルスで準決勝に進出。準決勝では安宰賢にフルゲームで惜敗したものの、クリスティアン・カールソン(スウェーデン)、ムン・ファンボー(ドイツ)ら実力者を連破しての入賞は、大きな成果となったことだろう。また、英田理志(HRマネージメント)との男子ダブルスでは準優勝を飾った。
25日の日本選手試合結果
<男子シングルス準決勝> 吉村和弘(ケアリッツ・アンド・パートナーズ)2-3 安宰賢(アンジェヒョン・韓国)〇 <男子ダブルス決勝> 吉村和弘(ケアリッツ・アンド・パートナーズ)/英田理志(HRマネージメント)2-3 安宰賢(アンジェヒョン・韓国)/エマニュエル・ルベッソン(フランス)〇