優勝賞金1000万円、日本vs世界”ヘビー級”『空手Champion of Champions』のトーナメント発表=新極真会
7月21日代々木第二体育館にて開催される新極真会主催、第1回『空手Champion of Champions』(KCC)のトーナメント表が発表された。 これは賞金総額3000万円の”体重無差別”世界ビッグトーナメントで、外国人トップ選手9人、日本からも選りすぐりの7名が参戦し、計16名の男女で競われる。 今回、男女ともに体格に大きく差がある。男子においては海外選手は190cm前後、日本選手は180cm以下だが、この大きな差を埋めることが出来るか。 【フォト&動画】発表された男女トーナメント表、超大型外国人エヴェンタスが胴回転回し蹴りでKOする瞬間 今大会のルールでは、再延長戦でマスト判定となる(初戦は延長1回まで)。 通常の延長後の試し割り、体重判定ルール(10kg以上軽い方が勝ち)が取り払われており、大型外国人が有利。まさに日本選手ピンチと言える。 優勝賞金1000万がかかる大会、延長は最大2回まで、体重判定などがない分、大型外国人は短期決戦で大暴れする可能性がある。 とくに男子では、昨年の世界大会で優勝したのは入来建武だが、ベスト4は全て外国人。その入来は引退し、5位の岡田侑己、8位の渡辺優作、また5月のJFKOで重量級優勝した白蓮会館・多田大祐が選ばれている。 22年の全世界ウェイト制は重量級では1、2位と外国人が獲っており、果たして日本は王座奪取なるのか。 男子1回戦では、岡田は世界4位のアントン・ジマレフ(カザフスタン)と、渡辺は22年全ヨーロッパ優勝マレック・ヴォルニー(ポーランド)と、多田は22年の世界ウエイト制で入来を破ったマシエ・マズール(ポーランド)と対決。いずれも身長185cm超えばかりだ。 女子の一回戦では、日本エースで世界大会優勝の鈴木未紘は、極真KWU世界ジュニア大会2022優勝のアリーナ・オシペンコ(カザフスタン)と、世界大会3位の”高速パンチ女子”目代結菜は、22年世界ウエイト制重量級優勝ブリジタ・グスタイタイテ(リトアニア)と対決する。