J1神戸で活躍した元スペイン代表MFイニエスタが現役引退? 自身のSNSに「COMING SOON」
【最新ニュース】バルセロナやヴィッセル神戸で活躍した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは10月1日、自身の公式Xで近日中に大きな発表があることを示唆する投稿を行った。 観客を魅了するプレーを披露し続けてきた40歳の“レジェンド”が、スパイクを脱ぐ決断を下した可能性が浮上した。 イニエスタは10月1日、自身の公式Xを更新。公開された動画ではバルセロナ時代のユニフォームを着たイニエスタの壁画が映されており、背番号「8」が横たわる形で無限を意味する「∞(インフィニティ)」になっている。そこにフードを被った人物が現れ、壁画にペイントを施す。最後には「08-10-2024(2024年10月8日)」「to my FUTURE」という文字が描かれるという内容だ。 同日、スペイン各メディアはイニエスタの投稿を大々的に取り上げている。スペイン紙『マルカ』は「自身のSNS上で10月8日にプロサッカー選手としてのキャリアに終止符を打つことを想定する動画を投稿した」と報道。来週、バルセロナでイベントが開催されることも併せて伝えた。スペインメディア『Relevo』も「W杯の英雄イニエスタが引退」と、投稿動画が10月8日の引退発表の布石であることを示唆した。 スペイン・カスティーリャ・ラ・マンチャ州アルバセーテ県フエンテアルビージャ出身のイニエスタは、バルセロナの育成アカデミー『ラ・マシア』で育成を受けると、2002年10月にルイ・ファン・ハール監督によってトップチームに招集される。同月29日には、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節のクラブ・ブルッヘ戦でトップチームデビューを果たした。その後は、同じく『ラ・マシア』出身のリオネル・メッシやシャビ・エルナンデスらとバルセロナの黄金期を創出。2018年の退団まで、同クラブの象徴的な存在であり続けた。 2018年5月には神戸に加入。世界的スターの来日とあって、神戸をはじめJリーグファンがわき上がった。神戸では、天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会優勝1回、FUJI XEROX SUPER CUP優勝1回を経験。公式戦通算134試合に出場し、26ゴール25アシストをマークした。 今年7月にはエミレーツ・クラブ(UAE)を退団し、現在は所属クラブなしの状態となっているイニエスタ。10月8日、世界中がイニエスタの発言に注目することになる。