【広島】床田寛樹7勝目へ11日西武戦先発「何とか長いイニングを投げて次につなげられたら」
11日西武3連戦初戦に先発する広島床田寛樹投手(29)が10日、マツダスタジアムで調整した。前回4日の日本ハム戦は7回を投げ、今季最多4失点(自責3)で3敗目を喫しただけに、交流戦最後の先発を前に「勝って終われるようにしたい」と意気込んだ。 今季ここまで10試合に登板して6勝3敗。すべての試合でクオリティースタートをクリアし、防御率1・53と抜群の安定感を誇る。投手ながら打撃にも高い意欲を示し、打率は2割2分7厘。11日は指名打者制が敷かれるが、今季こだわる投球回を意識する。「DHなので(代打を送られる交代がなく)、ある程度イニングを投げられるチャンスもあると思うので、投げられるようにしたい。火曜日なので、何とか長いイニングを投げて、次につなげられたらなと思う」。17年以来6シーズンぶりの交流戦勝ち越しへ向けて、“火曜日の男”を守り続ける左腕が最後の6連戦の初陣を切る。